台湾仲夏旅行フェスティバルの紹介

北回帰線は、台湾、中国、インド、サウジアラビア、エジプト、ブラジル、メキシコなど世界17カ国を通っています。台湾では2013年から北回帰線を広く知ってもらうためにイベントを始め、最初に行った「台湾夏至 235」を主軸に、2019 年の「宝島仲夏祭」までイベント活動も広がっていき、年々、台湾の夏の観光は人気が高まり続けていました。

新型コロナウィルス流行後、新たな観光トレンドと人々の旅行概念や消費習慣の変化に対応するため、交通部観光署は今年も夏の台湾観光をPRしていくと共に、今年はメインテーマに加えて、さらに5つの主軸を作りました。台湾全土の国家風景区管理局と台湾南部の10大博物館、地方自治体と一丸となって「台湾仲夏旅行フェスティバル」を作り上げていきます。

デザインの構想

夏といえば誰もが海、ビーチ、冷たいドリンクなどを連想します。今回のデザインでは、情熱あふれるビーチや太陽から着想し、台湾本土の山や海のイメージを加えて、全体的に柔らかな丸みのあるデザインに仕上げました。山と海に親しむ島という願いを込めて、また上下に飛び出た部分は私たちが世界で頭角を現し、行動力をもって世界に台湾を示していこうという意気込みを表しています。

台湾の高山茶は世界的に有名なため、一芯二葉(いっしんによう)ならぬ、一心二葉の思いを込めて夏至23.5を展開し、北回帰線を超えた土地もコーヒー豆の生産に適していること、夏の台湾では海辺で涼を取るほかに、山岳地帯で銘茶やコーヒーを楽しみながら暑気払いができることなどを表しています。2枚の葉が合わさる様子は、まさに台湾人の友好的かつ情熱的な心と同じ。海外の皆さんを台湾の美しさでおもてなしします。

Taiwanの「i」という文字はたいまつを表し、意志を受け継ぐという意味があります。この活動を大切に思い、台湾を対外的にアピールすることに、皆が意欲を燃やしています。

メインエリアイベント

今年の台湾仲夏旅行フェスティバルのメインイベントは、国道18号線の32K付近の阿里山国家風景区への入り口にあるスポット「牛埔仔草原」にて盛大開催されます。豪華出演者だけでなく、多種多様なテーマを取り上げています。粽香話龍舟、夏至235、來呷茶咖冰、台湾美食展、鐵道旅遊趣などの様々なコンテンツが一度に体験できます。そしてあの有名人がシークレットゲストとして登場予定!ご家族、お友達もお誘いあわせの上、ぜひ美しい自然の風景とおいしいグルメをお楽しみください。

時間午前10:00~午後17:00

電話+886-5-2591585

住所嘉義縣番路鄉觸口村車埕7鄰15號

お車でのご来場國道1號→國道3號(彰化/南投)→中埔出口交流道→台18線

公共交通機関のご利用

1.高速鉄道嘉義駅 →台灣好行バス阿里山A線7329にて觸口遊客中心駅で下車。

2.台湾鉄道嘉義駅 →台灣好行バス阿里山-B線7322Cにて觸口遊客中心駅で下車。

3.台湾鉄道嘉義駅 →高速バス嘉義客運7216(往觸口) にて第五工程處駅で下車。

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イベント

端午節の粽とドラゴンボート

端午節は、春節、中秋節と並ぶ三大節句の一つで、その起源や風習は戦国時代の楚の詩人 屈原を記念するものと言われており、人々の間では「詩人の日」とも呼ばれています。端午節の最も有名な風習は「ドラゴンボートレース」と「粽」です。屈原は川に身を投げて亡くなったと言われており、人々は彼の遺体が魚に食べられないように探すために、船で川を上り下りし、それがドラゴンボートレースの起源になったと言われています。
現在、ドラゴンボートレースは台湾全土で行われ、とくに有名なのは、台北新店碧潭、基隆川、宜蘭縣冬山河、礁溪鄉二龍村、彰化鹿港鎮、高雄市愛河などです。毎年大規模なドラゴンボート競技会が開催され、外国からの参加者も集まり、国内外からの観光客も多い世界的なアクティビティとなっています。
粽を作る習慣の由来は、屈原の遺体が川で魚やエビに食べられるのを防ぐため、人々は竹の葉の中に米を入れて川に投げ込み、魚に与えたことだと言われています。また、蚊よけとしてヨモギ、ショウブ、ガジュマルの枝などをドアに吊るしたり、鍾馗の掛け軸を飾ったり、匂い袋を身に付けたり、黄酒を飲んだりするなど、厄除けと平安を祈るさまざまな古い習慣が人々の間に広く浸透しています。

ハイライトイベント

夏至235

235の数字は北緯 23.5 度の台湾を貫く北回帰線を指しています。年間平均速度 14 メートル以上南下していると言われ、台湾で北回帰線の存在を肌で感じられるのは熱帯と亜熱帯の境界点です。台湾の北回帰線以南では熱帯植物のパイナップルやシャカトウが盛んに栽培されていますが、北では温帯作物であるお茶や米が栽培されています。北回帰線が通っている花蓮瑞穗鄉では、毎年、夏至の正午に北回帰線に太陽重なると、影がまったくなくなるという「立竿不見影(影が一瞬で消える)」体験として、夏至の日の不思議を体感することができます。
観光客に一般的な科学の知識や地元の文化的特色を広く知ってもらうために交通部観光署では、国立故宮博物院南院、奇美博物館、国立台湾文学館、国立科学技術博物館、衛武營国家芸術文化センター、佛光山仏陀記念館、国立海洋生物博物館、国立台湾史前文化博物館、国家人権博物館白色テロ緑島記念公園区、小門地質探索館の南台湾の10大博物館と協力しイベントを作り上げていきます。

ハイライトイベント

台湾茶とコーヒー、アイスクリーム

北回帰線23.5度のエメラルドとして知られる台湾は、熱帯と亜熱帯の気候にまたがる変化に富んだ地形と色彩豊かな自然景観が特色です。さらに世界的に有名な台湾茶だけでなく、国際的なコンテストでも賞を獲得している台湾コーヒー、またユニークなグルメやアイスクリーム文化は、国内外の多くの観光客の思い出に印象深く刻まれています。
暑い夏には、キンキンに冷えた水出し茶や、風味豊かで個性的な味わいのアイスコーヒー、甘酸っぱいフルーツアイスやトッピングたっぷりの黒糖水かき氷など、どれもぴったりです。夏が終わる前に、最高に忘れられないビジュアルと味の体験をしてみませんか?お茶やコーヒー愛好家、アイスクリームハンター問わず、純粋な旅行者でも台湾茶、コーヒー、さまざまな特製アイスのおいしさがきっと予期せぬ驚きと満足感をもたらしてくれること間違いなしです。

ハイライトイベント

台湾美食展

台湾美食展は、食の芸術、有名シェフの料理、地元の特産品などの要素をベースに、台湾のさまざまな珍味や異国情緒を組み合わせ、国内外の有名シェフがライブショーに参加したり、純粋な美食だけでなく、躍動的で見ごたえのあるアジアで有名な国際食品産業の展示会となっています。
今年の台湾美食展では、「縱谷原遊會」をお見逃しなく!花東縱谷のトライブから出発し、みなさんを5つの原住民トライブの生活体験へと導きます。滋養に富んだ特色料理から「食卓のトライブトリップ」へといざないます。味覚を研ぎ澄ませ、おいしい食べ物で文化を探索し、五感を開かせ、美食トライブトリップの冒険に出かけましょう。

ハイライトイベント

台湾鉄道の旅

台湾の鉄道にはさまざまな魅力があり、道中の美しい景色も楽しめます。台湾の絶景を見てみたいけれど、道路状況や渋滞に煩わされたくないという人は、ぜひ台湾の鉄道旅行をプランするのをおすすめします。車窓からの海、山、田園地帯、町の景色は、ゆっくりと時間をかけて鑑賞する価値があります。いつもの台湾旅行とは一味違った鉄道の旅を楽しんでみましょう。

ハイライトイベント

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